CentOS5.5へTomcatをインストールする

※事前準備
Tomcatインストール前にJDKをインストールしておくこと。

(1)Tomcatをダウンロードしてくる
Apache Tomcat のホームページhttp://tomcat.apache.org/から最新版のTomcatをダウンロードしてきます。
Tomcat7.0はベータ版なのでTomcat6.0.29のBinary DistributionsのなかからCoreのtar.gzをダウンロードしました。
ダウンロードしたファイルはVMwareの共有フォルダ(/mnt/hgfs/share/)に置きました。

(2)ユーザTomcatを作る。

  • セキュリティ上の理由から権限の低いTomcatというユーザを作成する
  • ログインシェルを/sbin/nologinに設定する
  • パスワードを類推の難しいものにしておく
  • プライマリグループをnobodyなどの権限の低いグループに設定する

[root@localhost ~]# useradd tomcat5 -d /opt/tomcat5 -s /sbin/nologin

(3)Tomcatをインストールする。

①バイナリファイルを展開
[root@localhost tomcat5]# cd /opt/tomcat5/
[root@localhost tomcat5]# tar zxvf apache-tomcat-6.0.29.tar.gz
(略)
③展開した中身を/opt/tomcat直下に配置
[root@localhost tomcat5]# ls
apache-tomcat-6.0.29 apache-tomcat-6.0.29.tar.gz
[root@localhost tomcat5]# mv apache-tomcat-6.0.29/* .
[root@localhost tomcat5]# ls
apache-tomcat-6.0.29 bin lib logs RELEASE-NOTES temp work
apache-tomcat-6.0.29.tar.gz conf LICENSE NOTICE RUNNING.txt webapps
④空になったフォルダを捨てる(gzファイルも捨てていいけど置いてある)
[root@localhost tomcat5]# rm -r apache-tomcat-6.0.29
rm: remove directory `apache-tomcat-6.0.29'? y
⑤展開したファイルの所有者、グループをユーザtomcat5に変更する
[root@localhost tomcat5]# ls -li
total 6412
610418 -rwxr-xr-x 1 root root 6407210 Aug 9 00:57 apache-tomcat-6.0.29.tar.gz
735267 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Aug 9 01:01 bin
735275 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Jul 19 06:01 conf
735283 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Aug 9 01:01 lib
735373 -rw-r--r-- 1 root root 37950 Jul 19 06:01 LICENSE
735284 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Jul 19 05:59 logs
735374 -rw-r--r-- 1 root root 557 Jul 19 06:01 NOTICE
735375 -rw-r--r-- 1 root root 8669 Jul 19 05:59 RELEASE-NOTES
735376 -rw-r--r-- 1 root root 6670 Jul 19 06:01 RUNNING.txt
735285 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Aug 9 01:01 temp
735286 drwxr-xr-x 7 root root 4096 Jul 19 05:59 webapps
735372 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Jul 19 05:59 work
[root@localhost tomcat5]# chown -R tomcat5.tomcat5 *
[root@localhost tomcat5]# ls -li
total 6412
610418 -rwxr-xr-x 1 tomcat5 tomcat5 6407210 Aug 9 00:57 apache-tomcat-6.0.29.tar.gz
735267 drwxr-xr-x 2 tomcat5 tomcat5 4096 Aug 9 01:01 bin
735275 drwxr-xr-x 2 tomcat5 tomcat5 4096 Jul 19 06:01 conf
735283 drwxr-xr-x 2 tomcat5 tomcat5 4096 Aug 9 01:01 lib
735373 -rw-r--r-- 1 tomcat5 tomcat5 37950 Jul 19 06:01 LICENSE
735284 drwxr-xr-x 2 tomcat5 tomcat5 4096 Jul 19 05:59 logs
735374 -rw-r--r-- 1 tomcat5 tomcat5 557 Jul 19 06:01 NOTICE
735375 -rw-r--r-- 1 tomcat5 tomcat5 8669 Jul 19 05:59 RELEASE-NOTES
735376 -rw-r--r-- 1 tomcat5 tomcat5 6670 Jul 19 06:01 RUNNING.txt
735285 drwxr-xr-x 2 tomcat5 tomcat5 4096 Aug 9 01:01 temp
735286 drwxr-xr-x 7 tomcat5 tomcat5 4096 Jul 19 05:59 webapps
735372 drwxr-xr-x 2 tomcat5 tomcat5 4096 Jul 19 05:59 work

CentOS5.5へJDKインストール

(1)JDKのダウンロード
ブラウザからhttp://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.htmlへ行き、Download JDKのリンクからいろいろして、OSはlinuxを指定してダウンロード。

    • -

Java SE Development Kit 6u21
jdk-6u21-linux-i586-rpm.bin

    • -

をダウンロード。

WindowsでダウンロードしてVMwareの共有フォルダ(share)へコピーします。
この共有フォルダへはCentOSからは /mnt/hgfs/share でアクセスできます。

その後はダウンロードしたファイルを実行

①現在JDKがインストールされていないことを確認。
[root@localhost ~]# rpm -q jdk
package jdk is not installed
②ファイルに実行権限をつける
[root@localhost ~]# chmod a+x /mnt/hgfs/share/jdk-6u21-linux-i586-rpm.bin\&File\=jdk-6u21-linux-i586-rpm.bin
③インストール実行
[root@localhost ~]# /mnt/hgfs/share/jdk-6u21-linux-i586-rpm.bin\&File\=jdk-6u21-linux-i586-rpm.bin
Unpacking...
Checksumming...
Extracting...
UnZipSFX 5.50 of 17 February 2002, by Info-ZIP (Zip-Bugs@lists.wku.edu).
inflating: jdk-6u21-linux-i586.rpm
inflating: sun-javadb-common-10.5.3-0.2.i386.rpm
inflating: sun-javadb-core-10.5.3-0.2.i386.rpm
inflating: sun-javadb-client-10.5.3-0.2.i386.rpm
inflating: sun-javadb-demo-10.5.3-0.2.i386.rpm
inflating: sun-javadb-docs-10.5.3-0.2.i386.rpm
inflating: sun-javadb-javadoc-10.5.3-0.2.i386.rpm
Preparing... ########################################### [100%]
1:jdk ########################################### [100%]
 途中略
Java(TM) SE Development Kit 6 successfully installed.
Done.
④念のためインストールされてることを確認
[root@localhost ~]# rpm -q jdk
jdk-1.6.0_21-fcs
⑤インストールされたJDKの構成を確認
[root@localhost ~]# rpm -ql jdk

JAVA_HOMEとPATHを設定
[root@localhost ~]# which java
/usr/bin/java
[root@localhost ~]# JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.6.0_21/
[root@localhost ~]# export JAVA_HOME
[root@localhost ~]# PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
[root@localhost ~]# export PATH
[root@localhost ~]# which java
/usr/java/jdk1.6.0_21/bin/java

CentOS5.5にはApacheがインストールされてた

さて、Apacheを入れるぞ〜!って思ったんですけど、
デフォルトでインストールされていました。

[root@localhost ~]# rpm -qa | grep httpd
httpd-2.2.3-43.el5.centos
[root@localhost ~]# rpm -ql httpd
/etc/httpd
/etc/httpd/conf
/etc/httpd/conf.d
/etc/httpd/conf.d/README
・・・

ちなみに本日時点の最新は Apache2.2.16ですが・・
これはこれでいいことにします。

VMware Player3.1へのCentOS5.5インストール

本日(2010年7月28日)時点の最新はCentOS5.5

LiveCD版とバイナリがあるので、バイナリ版を使います。

結論からいうと、VMwareに用意されている簡易インストール機能で簡単にインストールができます。
(ゲストOSインストールガイドにはサポートされてるとか書いてない気がするんだけど・・)

1.CentOS-5.5-i386-bin-DVD.isoをダウンロード

2.VMwareで新しい仮想マシンの作成
  インストーラディスクイメージファイルにダウンロートしたisoを指定
  簡易インストール情報を作成 
  仮想マシン名CentOS5.5 格納場所好きなフォルダ
  ディスク最大サイズ20 仮想ディスクを単一ファイルとして格納 
 そのまま画面に流されるままに簡易インストール開始

「インストール後OSを起動する」みたいなところにチェックすると起動します。
VMtoolsもインストールしてくれちゃったみたいです。

CentOSGUIUbuntuよりも懐かしい感じがするデザインですね。

●失敗メモ
まる一日試行錯誤してしまったのでそのメモ残しておきます。

その1.CentOS-5.5-x86_64-LiveCD.isoをダウンロードしたらCentOSの画面から進まない。
→これは当たり前でx86Linux用のファイルだからなんですね。ケアレスミスです。

その2.CentOS-5.5-i386-LiveCD-Release2.isoをダウンロードしたら起動はするけどインストールがはじまらない。
→起動可能なDVDということなので‥インストールしたい場合はこれじゃダメみたいですね。

その3.Ubuntuのように最初仮想マシンだけを作ってから手動インストールしようとするとCD-ROMにメディアを入れてくださいという表示が出てそこから先に進めなくなる。
VMwareのなかでCD-ROMのマウントがうまく行ってないんでしょうね。おとなしく簡易インストールをしましょうってことだと思います。

SSL/TSLの基礎

マスタリングTCP/IP SSL/TLS編

マスタリングTCP/IP SSL/TLS編

こちらの本をしばらく読み進めていました。
とにかく第1章だけは完璧に理解するのがコツのようです。

その助けになるのが日本ベリサイン社のこちらのサイトです。

電子証明書PKI入門
https://www.verisign.co.jp/basic/pki/index_practice.html#understand

技術者でなくても分かる 電子証明書PKI入門 (理解編、実践編)

セキュリティ 基本情報 - 第6話:電子証明書に使われている公開鍵暗号方式って?(1/4)
https://www.verisign.co.jp/basic/pki/cipher/index.html
セキュリティ 基本情報 - 第7話:電子証明書には何が書いてあるのか?(1/4)
https://www.verisign.co.jp/basic/pki/content/index.html
セキュリティ 基本情報 - 第8話:電子証明書の基本的なはたらきは?(1/4)
https://www.verisign.co.jp/basic/pki/function/index.html
セキュリティ 基本情報 - 第9話:どうして電子証明書は信頼できるのか?(1/4)
https://www.verisign.co.jp/basic/pki/trust/index.html
セキュリティ 基本情報 - 第10話:電子証明書を入手するには?(1/5)
https://www.verisign.co.jp/basic/pki/product/index.html

本とサイトを行ったり来たりしながら、紙にやりとりを書いて覚えました。
2章以降も以外と面倒で..4章まで読みましたが眠くなってくるのですよね。
なので一旦OpenSSLをいじりつつ、ついていけなくなったらこの本に戻ることにします。

OpenSSLの参考書籍

VMwareをインストールして遊んでいるうちに
「OpenSSLのことも勉強しておいて!」と言われたので
また東京駅近くの丸善へ行って本を買ってきました。
(ついでにリトル小岩井で醤油バジリコも食べてきましたよ♪)

最初に押さえておくのはとりあえずこのあたりかな〜。
マスタリングTCP/IP SSL/TLS編 OpenSSL―暗号・PKI・SSL/TLSライブラリの詳細―

2冊買ったら重いです;

Ubuntu10.04 on VMwareへ VMware Toolsをインストール

朝来たらUbuntuのインストールは終わっていました。
再起動をしてからログイン。Windowsを使いながらLinuxも使えるって感動。

だけど言語がちゃんとサポートされていないとか、VMware Toolsのダウンロードが途中で止まるとか、いろいろあやしい状態です。

まずはFireFoxでネットが見えることを確認してみます。
なんでメニューが日本語と英語表示混ざってるかなぁ。

「Edit」「Prefarence」「Advanced」あたりからプロクシの設定を見ると
「Use system proxy settings」ってある。
Ubuntu全体でプロキシ設定ができるのか。

上部のメニューを見てみるとそれらしきものが。
「System」「Preferences」「Network Proxy」がそれっぽい!

こちらを直したところFirefoxでネットが見られるようになりました。
しかし相変わらずVMware Toolsのダウンロードは失敗。

・・・・・なんかおかしい。
実は今使っているPC他にもおかしいことがあるんですよね。
ウィルスバスターのアップデートができない。
これと原因が一緒かもしれないと思いました。

途中だけどもまずウィルスバスターのアップデートができるようにすることに。

まず端末のファイアウォールで弾かれてないかチェックします。
一瞬のことなのでファイアウォール止めて確認しました。けど変化なし。

もちろんプロクシの設定だってInternet Explererの値を利用するのも、手動でいれるのも両方ためしましたが変化なし。

もうお手上げなので、おとなしく他の人にウィルスバスターのネットワーク設定を見せてもらったところ、あれ?プロクシの設定が違〜う!

教えてもらったプロクシを設定したところ、無事ウィルスバスターのアップデート完了。

ウィルスチェックしてくれるプロクシ(安全だけど大きなファイルのダウンロードに使うとタイムアウトしちゃう)と、普通のプロクシの2種類あったみたいなんです。

無事VMware Toolsも問題なくダウンロードできたのでした。

すっきりしたところでVMware Toolsのインストールです。
ダウンロードが終わった状態で、VMware Toolsのファイルが /media/Vmware Tools にマウントされています。

ヘルプで「Linux ゲストへの VMware Tools のインストール」のページが
表示されますので、こちらを見ながら進めていきます。

cd /tmp
tar zxpf /media/cdrom/VMwareTools--.tar.gz
cd vmware-tools-distrib
./vmware-install.pl

ここまでやったところで Please re-run this program as the super user. と出てインストール中止。

でもrootでログインできなかったんだもん。もんもんっ。

ということで調べてみたところ、Ubuntuではrootってユーザはログインができないんですね。
Ubuntu日本語フォーラム / root権限でのログイン方法が不明
そうだったんだ〜;

sudo ./vmware-install.pl

とすれば大丈夫なのでした。
いろいろディレクトリを聞いてくるけどすべてデフォルト値で設定。
 Mounting HGFS shares のみfailed になりました。

気持ちわるいので調べてみたところFreak: VMware workstation 6.5でゲストOSにFedora 9 − HGFSでマウントに失敗というドンピシャなブログがあり、ありがたく参考にさせていただきました。

Windows側に適当な共有用フォルダを作成してVMware PlayerのUbuntuの設定で共有設定をしたあと、もう1回インストール。(3回目^^)

無事にインストール完了しました。
さて起動はどうするのかな〜と思いましたが、おとなしく再起動。
その後はちゃんとターミナルの内容がコピペできるようになっていたのでちゃんと自動起動するように設定されたみたいです。